2018/07/15 更新

旬の良い写真が撮れたら、暇な日にぼちぼち写真付きの農産物紹介をしていく予定です!(たぶん笑)
【7月の南部じまん市出荷予定品目】
1袋100円〜
絶品レタスミックス
絶品オクラ 緑/紅
2018超旨い枝豆 ¥150-
激旨にんにく
<新商品>黒にんにく
超香る朝採りバジル
フレッシュな香りの朝採りパセリ
不定期だけど超美味しいミョウガ
レア果実<生>ブラックベリー
不定期の朝採りイチジク
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【栽培管理が気になる方へ】
食べればわかる、手間かけまくりの露地栽培です。購入する種子に付着している農薬を除き、栽培期間中は農薬・除草剤は一切使用しておりませんが、化成肥料は自分は窒素・リン酸・カリウムは植物における三大栄養素・ご飯と考えているため適度に使用しています。


2016年09月16日

秋です(最近の日常日記)

秋です(最近の日常日記)




今日、草むしりをした後に収穫した今年初の栗です。

これを見ると、まだまだ蒸し暑そうですが「秋かな」って思えます!

むしろこれを見たいがために2本栽培したようなもんです(笑)
販売は今年も出来なさそうです。去年は1個しか実りませんでしたが、今年は数えてみたら30個くらい実っていました。でも、しっかりした大きい栗は1実に1個みたいです。2つ凹んだ薄い皮だけのような栗が写っていますが、大きく膨らんだ栗の周りにあった栗です。たぶん、これから膨らんだのかもしれませんしトゲトゲの皮が空いてたのでこのままだったのかもしれません。もちろん手入れの手間具合(栄養不足や間引き、1つ1つの実への気配り等)も影響しているんだと思います。栗も他の果物もまだまだ勉強と経験不足なので何とも言えません(笑)

南部じまん市では他の生産者さんも栗を販売していましたが、毎日30袋くらい出荷している辺り・・・かなりの本数を栽培しているのではないでしょうか。


ちなみに俺が栽培していたものはいずれも高級品種を栽培しようと企み2品種を栽培していましたが内1本が枯れてしまい、生き残った1本は栗の王様といわれている丹波栗が生き残りました。

写真だとわかりづらいかもしれませんが、1粒がデカイ。栗のトゲトゲだけでもソフトボールの球くらいの大きさです。栗というと俺は、親指と人差し指でつまんで食べるような天津甘栗しか見たことがないだけに去年唯一採れた1粒はもっと大きかったですが今年のを見てもやっぱり大きい栗だと見入ってしまいます。来年からが楽しみです。来年は、栗だけでなく今年たくさん採れ始めたイチジクや、実り始めたサクランボや幻のトロピカルフルーツといわれるポポーなどにも期待しているところです。

ちなみに今年のイチジクはこんな感じでした▼
秋です(最近の日常日記)




国産では約80%を誇るというサッパリした甘味あるドーフィンという品種のイチジク(左)と、完璧な完熟時の甘味はクラウンメロン富士山級を目指したいリッチな甘さのあるイチジク(右)です。右側のイチジクは小ぶり品種で、見た目が小さすぎて「食べるところがないじゃん」と言われそうですが、丸ごと食べられます。なにもそのまま食べるだけでなくて、ワインのお供にクリームチーズを添えて食べるとイチジクは美味しいです(俺の味覚では)。

イチジクはあと少しで一旦終わりか、今年の収穫が終わりかのどちらかになります(冬に実るものは凍って腐ってしまうので)。


そして今年で栽培は10年目、今年は40個程度しか実らなかったポポー
アボガドと同じく種から栽培すると10年という長き時を経て実るといわれる果物です。昔は、アメリカからマッカーサーが大量に日本へ持って来たとして柿やイチジクなどのように当たり前にあった果物だったらしいです。しかしながら、おそらくですが当たり前にあった果物に商品的な価値が無いと思ったり流通の発達によって保存の利かない果物なだけに栽培する農家が減ったことによって現在では幻となりつつある果物となってしまったのではないでしょうか。俺は十数年前にこの果物を食べた事があり、絶対に美味いという確証があったので試しに種から育てていました。当時はまだ、若くして専業農業を始めようとは思いませんでしたが(笑)

ポポー(ポーポー)▼
秋です(最近の日常日記)



マンゴーのようでマンゴーじゃない味・・・マンゴー+パイナップル+糖度の高いリンゴみたいな??香りはとてつもなく甘い香りで、味もそんな感じです。まさにトロピカルフルーツと呼ぶべき果物。そのままでも美味しいですが、こしてムースにしてバニラアイスと和えたら絶対に美味いです(笑)種が多く、中心から少しずらした位置で包丁を入れると種を取りやすいかと思います(また来年に写真付きで紹介します)。




さて、この時期は猛暑の夏の影響あって台風が直撃せずとも露地栽培の俺の畑ではどうしても品薄になってしまう時期で、生活費のためにも一刻も早く第二期の枝豆が育ってもらいたいところです(笑)

今現在の畑はどうなっているかというと、オクラとバジルを残して全て草をむしってからトラクターで耕し始めいて、来年の4月収穫を目標にニンニクを今年の5倍(約6万個分)ほど種まきをしています。同時に、11月頃を目標にリーフレタス類を播きまくっています。またまた同時進行で、冬の究極的に甘いニンジンのためにありったけの面積をニンジンにする予定でいます。なんにしてもとにかく生活費確保のためにどれでも良いので主力が復活してもらいたい現状です(笑)


一方で、台風10号が、北海道に深刻な被害をもたらしました。農家の牧場や農地だけでなくて主要道路も壊滅で、野菜農家に限って言わせてもらえば一戸単位か地区単位かわかりませんが数百~千万円もするような農業機械を数台は持っているだろう農家さんたちが全て新調し直さなくてはならない上に、出荷に必要な運搬車やライン工場などもきっとメンテナンスや新調が必要そうで、復旧したいと思っている肝心な農地は東北の震災に見た津波が通った後のような跡形も無い荒れた農地になっていたり、俺の目から見ても明らかに来年の冬にまで北海道のニンジン・男爵/メークインジャガイモ・黄色タマネギが全国的にかなり不足するのではと思いました。なんでもっと大々的に報道しないのか不思議です。価格が高騰してから政治ネタで取り上げていくのでしょうか。国産野菜をこだわって扱う冬の外食産業や自営飲食店さんにとっては、これからかなり深刻なテーマになると予想できます。スーパーやコンビニに熊本の震災募金箱と一緒に募金箱を設置してくれれば、何か買い物をする際に気軽にお釣や財布の小銭を募金できるんですが・・・。台風10号の被害総額が億単位で表示されていますが、俺は絶対に数兆単位行くと思います。道路整備や再発防止のための堤防や山の斜面整備、農家の農機全般の完全な修復と生活維持費に、これから来る寒い冬の対策なども盛り込んだらそのくらいの金額があっておかしくないはずです。これから冬に向かって北海道産の農産物はかなりの価格高騰が予想されますが、この災害をもってこれからも農業を続けようと考えてくれる北海道の農家さんたちのために小売業は踏ん張ってドンドン高値で買ってあげるべきだと思いました。

たぶん、ニンジンの生産量で例えたら俺が1年間MAXで生産しても北海道の大きな農家さんなら2週間分の出荷量にも満たない生産量だと思います。そのくらい規模が違う農家さんたちが、何人も復興できるかどうかという甚大な被害を受けていると思います。俺は自分たちの手間に対しての出来栄えで個々の価格を決めているので世の中がどうであれ価格をそう簡単に変えようとはしませんが、いつも特売品にされやすい北海道産のニンジン・ジャガイモ・タマネギがスーパーマーケットでいつもより目立って高値の野菜になったとしても、農家の直売所ではないのでほとんどお店の利益になってしまうかもしれませんが買ってあげてください!次のシーズンのために・・・


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Posted by 味じまん 天野真充 at 01:33│Comments(0)私生活日記
 
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