2018/07/15 更新

旬の良い写真が撮れたら、暇な日にぼちぼち写真付きの農産物紹介をしていく予定です!(たぶん笑)
【7月の南部じまん市出荷予定品目】
1袋100円〜
絶品レタスミックス
絶品オクラ 緑/紅
2018超旨い枝豆 ¥150-
激旨にんにく
<新商品>黒にんにく
超香る朝採りバジル
フレッシュな香りの朝採りパセリ
不定期だけど超美味しいミョウガ
レア果実<生>ブラックベリー
不定期の朝採りイチジク
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【栽培管理が気になる方へ】
食べればわかる、手間かけまくりの露地栽培です。購入する種子に付着している農薬を除き、栽培期間中は農薬・除草剤は一切使用しておりませんが、化成肥料は自分は窒素・リン酸・カリウムは植物における三大栄養素・ご飯と考えているため適度に使用しています。


2013年02月27日

中耕編

草むしり編でも紹介したような記憶がありますが、今回は中耕(ちゅうこう)について紹介してみます。

中耕編
野菜の種を蒔いて、芽が出てきてある程度育つと、株の周りの土がこんな風に固まってきます。

上の部分を下の写真のように土の表面を砕いてやります。
中耕編
こうすることによって、1日1~3回くらい水やりをするときに、土の中に水が浸みこみ易くなるわけです。また、通気性が良くなるので根っこに空気(酸素)を届き易くさせたり、草むしりを容易にこなせるようにもなれます。

これは、ほぼ毎日やる作業です。1箇所が終わっても、次の箇所、その次の箇所があるので順々に確実に1つのスペースの1つの株周りを確実にこなしていかなければなりません。

中耕のやり方は、下のような「ねじり鎌」という道具を使って、手首のスナップで地面にひたすらグサグサ刺してます。
中耕編
注意点として、株の周りには根っこが張っているはずなので、根っこを切らないように更にその周りとなる部分を円状にサクサクやっていくのがポイントだと思います。根っこ切っちゃうと、意味ないですからね(汗)

例えば1種類の野菜を1000個作ったら、間違いなくその1000個の周りをグサグサやっていくわけです。これ実際にやってみると、けっこうハードです(笑)
もしも実際に、株の数を数えてやっていたとすれば毎日2万株分くらいは中耕しているのではないでしょうか。

他の身近な?もので例えると・・・、2~5kgくらいのダンベルを掴んで、手のひらを上にして膝に肘を当てて手首の筋トレする方法ありますよね?ソレの下向きバージョンて感じです。2時間くらいひたすらサクサクグサグサ地面を高速で型抜きせんべいのようにやるんですがね・・・やり終えると腕がパンパンになります(笑)


でも、趣味でやってるボウリングやダーツのための筋トレにもちょうど良いので一石二鳥でもあります☆


ちなみに、この中耕をやらずに来たのも俺んちの代々の農地でした(笑)
俺らが農業始めた頃の畑の土の硬さと言ったら・・・驚きですよ?!
職人さんが手間かけて造ってくれた鍬が1年も使わずに折れました!さらに、力ずくで振り下ろした鍬でもなかなか刺さってくれないほどに固い土の表面でしたし、元々家にあった大型のトラクターですらパワー全開にしてるのに進まないほど(汗)

でもこの中耕を、俺よりもたくさん地道に毎日2年間くらい一緒に働いてる叔父さんがやり続けてくれてから、やたらに土がフカフカしてきたんですよね。まぁいろいろと土壌改善のための堆肥を入れまくってあるのも、ありますけど☆

ということで、この作業はとても重要なんです。良い畑作りをするにはね。

それに、1つ1つの株を確実に見て回れる一時でもあるので、そういった面でも大切な作業です。




Posted by 味じまん 天野真充 at 21:10│Comments(0)
 
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