2018/07/15 更新

旬の良い写真が撮れたら、暇な日にぼちぼち写真付きの農産物紹介をしていく予定です!(たぶん笑)
【7月の南部じまん市出荷予定品目】
1袋100円〜
絶品レタスミックス
絶品オクラ 緑/紅
2018超旨い枝豆 ¥150-
激旨にんにく
<新商品>黒にんにく
超香る朝採りバジル
フレッシュな香りの朝採りパセリ
不定期だけど超美味しいミョウガ
レア果実<生>ブラックベリー
不定期の朝採りイチジク
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【栽培管理が気になる方へ】
食べればわかる、手間かけまくりの露地栽培です。購入する種子に付着している農薬を除き、栽培期間中は農薬・除草剤は一切使用しておりませんが、化成肥料は自分は窒素・リン酸・カリウムは植物における三大栄養素・ご飯と考えているため適度に使用しています。


2013年06月04日

「ワタミグループ」と「仕事」について

なんとなく、世間で最近話題になっていると思われる「ブラック企業」という単語。

これによく、ワタミグループが該当するといわれているようですが、俺はそうは思いません。

ちなみにそんな俺は、和民に飲みに行ったとき、スタッフさんの席の誘導やメニュー説明などの仕事意識への低下についてクレームを出した事があります。

テレビ番組では、数年前によくワタミ会長を見かけていましたが、俺は実際には当時はそんなに気にしている人ではありませんでした。社会で働いている身ではなかった、学生の自分だったから。

大学を卒業して働くようになり、社会経験を積んできて、今年にまたクレームを出した際に「このトップはどんな人なんだろうか」と思ってワタミ会長のブログを数十ページ拝見したことがあります。

俺がブログを読んだ感想を一言で書けば、素晴らしい男性です。

素晴らしい人と言っても良いんですが、男の中の男だと思ったので、あえての「男性」。


知れば、小学生高学年の頃、親の会社が倒産して貧乏人スタート。
そこから、どんな想いでかは知りませんが「社長になりたい」と夢を抱いて大学を卒業するまで努力一筋で進路を一本道のように進んだようです。
ここまでは、ほとんどの人がそれなりに努力すれば出来る事です。

ここからが凄い。

資金調達のために、おそらくですが短期間で高収入かつ体力を付けられるであろう理由で運送会社に勤めたのかもしれませんが、そこで資金を300万円ほど貯めこんで起業を遂げた。

そして、今の今まで社長・会長という立場で大衆の指導者として長く君臨している。

これでも凄いが、ここから更に、仕事に貪欲というよりか「世界中に ありがとう」の想いを追求すべく各国を渡って世界中のヒトたちと共に仕事を全うし続けている今。

これが何よりも凄い。

こんな人を、批判する人はおそらく、仕事の意味を分かっていないんだと思う。

自殺をした従業員が居るらしいけれど、詳しくは知らないけれど、果たしてそれは経営方針から成った出来事なのだろうか。俺は違うと思います。

世の中で、仕事ができなくて、足手まといだと思う人が多く居ると思います。
俺もかつてはその一人でした。

レジの操作、接客、品出し、どれも今思えば簡単な作業ですが、こんな事すらままならなかった自分がありました。
他の従業員の足手まといのまま仕事を続けるのは、なんとも辛い感覚が襲ってくるものです。お客さんにも迷惑をかけてしまうしね。

でも、泣いてたり落ち込んでる暇はありません。そんなものは、克服してしまえばいいんです。
何が出来てなくて、何が出来るのか、そういうのを見出すだけで、作業効率ってのは格段によくなります。

そもそも、給料をたくさん貰いたければ、働くしかありません。

給料というのは、社会全般において貢献できるような仕事で働いた分の手間賃です。

雇われている身の者は、雇い主の思想に沿って働くべきもので、それが嫌なら退職する選択肢もあります。

俺は、そういう組織で働くのは、自分にとって何か勿体無いと思って、存分に働いて存分に何かを得られればと農業を始めました。


ワタミ会長の理想とする仕事理念というのはおそらく、世界中のヒトに、己が生きていることで他人からもらえるお金では到底味わうことのできない 「ありがとう」 という気持ちを得たい為、また、そういった感情を一人ひとりに少しでも感じてもらいたい為に仕事をするという理念ではないのかなと思っています。

これを成し遂げるには、それなりの相当な試練があると思います。

俺たちの育てあげる野菜は、間違いなく一級品の部類に入る野菜だと確信していますが、だからといって多人数でそれを成し遂げようとすると、きっと何時の日か気持ちがバラバラになったとき、成し遂げ難くなる日があるはずなんです。

だから俺たちは2人で野菜を育てあげることだけを今頑張っている。

ワタミ会長の下には、バイトやパートナー従業員含めると約3万人という人たちがワタミ会長の仕事理念に沿って、それぞれの仕事を全うしている・・・はず。

もちろん、中には、腑抜けた従業員も居るでしょう。1社に1人は絶対に居ると思います。

それでもそんな従業員のためにも何か出来ないかと頑張っている上司が居ます。仲間が居ます。
クレームを出したとき、そういった話を実際に聞きました。

俺は農業をしているので、生産者の苦労は分かります。なので、加工食品会社が農業をしている人から野菜を預かったとき、その野菜で更なる利益を生むはずなので、できたらその野菜は従業員の皆で持ち上げてほしいと思っています。

こういう事を、特に居酒屋のように人と人を繋げたり切ったりする場の人たちには求めていたので、その主旨をワタミ会長率いる和民のマネージャーさんに伝えてみました。

実行してくれるかしてくれないかは別として、伝えてみる価値のありそうな企業だったので、俺は一お客としてそういう指摘をしてみました。


まぁこの会社の研修スタイルは、俺はほんとに素晴らしいもんだと思います。
普通、アルバイトに研修なんてさせますか?レポート付きの研修ですよ。全国一の接客を目指している某元アルバイト先では、そんな指導はしませんでした。

小遣い稼ぎ、生活費稼ぎで仕事をしている人たちにとっては、こういった研修というのは、めんどくさい行事なんだろうと思います。学校の行事で例えるところの、運動会とかゴミ拾いみたいなイベントですよ。

だるいって人の気持ちは分かりますよ。

でも、会社に給料を貰っている時点で、「仕事」をしているんです。

仕事ってのは、そういうものであって、有給・休暇・給料UPを求めてやるものではありません。

批判をしている人というのは、そういう誤解を持ってブラック企業と言うのではないのでしょうか。

俺は少なくとも、この企業はブラックとは思えない。


俺たちなんて、ほぼ年中無休で朝4時から夕方18時頃まで働いているけど、日給にして2000程度ですよ。
それでも頑張ってます。
頑張れる理由は、俺たちが精魂こめて育てあげた野菜を「また買いたい」とか、新しいお買い上げの人が野菜の味に驚いてくれるのが楽しくて、また育ててやろうって思えるんです。
そういうのが欠けると、ほんとにお金だけ求めて仕事しようとすると、この仕事は辛くてしんどいものです。

考え方ひとつ切り替えるだけで、ぜんぜん仕事への姿勢って変えられるもんです。

批判をする前に、その人よりも頑張ってみてはいかがでしょうか。

ゆくゆくは、それが皆のためになるはずです。

生意気にも俺は、そう思います。
  

Posted by 味じまん 天野真充 at 22:15Comments(0)私生活日記