2018/07/15 更新

旬の良い写真が撮れたら、暇な日にぼちぼち写真付きの農産物紹介をしていく予定です!(たぶん笑)
【7月の南部じまん市出荷予定品目】
1袋100円〜
絶品レタスミックス
絶品オクラ 緑/紅
2018超旨い枝豆 ¥150-
激旨にんにく
<新商品>黒にんにく
超香る朝採りバジル
フレッシュな香りの朝採りパセリ
不定期だけど超美味しいミョウガ
レア果実<生>ブラックベリー
不定期の朝採りイチジク
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【栽培管理が気になる方へ】
食べればわかる、手間かけまくりの露地栽培です。購入する種子に付着している農薬を除き、栽培期間中は農薬・除草剤は一切使用しておりませんが、化成肥料は自分は窒素・リン酸・カリウムは植物における三大栄養素・ご飯と考えているため適度に使用しています。


2013年04月21日

電王戦が終わり、思うこと。

どうにも腑に落ちない。
多くのマスメディアというのは、どうにかしてもマイナス思考をさせたらいらしい。
主催側のマスメディアは、良い記事を書いているように思えるが、一般の記者なるマスメディア側は何かなーと。

人間は負けたかもしれないけど、俺は人間の脳というのは負けていないと思っている。
前にも書いたように、電王戦第4局の塚田九段の粘りは凄いと思った。
コンピューターには、団体戦という意識は全くないのだろうと思う。人間には、団体戦という意識があり、それが伝説の一局に導かれたのだと思っている。

あんな素晴らしい一局を、「恥」と書くんだから失礼である。
「恥」と書いたり「恥だ」と思う人は将棋の面白みを知らない人だろうし、自分の生き方や将棋盤で繰り広げられるストーリーに対して「人生観」というものを置いてない人が観ると、こういう印象を受けるんじゃないのかなぁとは思えます。

単純に、
過去のデータを基にした計算高い機械に、将棋一筋で生きてきたプロ棋士が負けたのだから、情けない。という意味で「恥」なんだろうけれども。

俺は将棋が特別好きというわけではないですが、将棋というゲームは面白いもんだとは思っています。
駒の一つ一つの動かし方を自分の人生に置き換えたとき、例えば今自分が何かの目的を達成しようと何か行動をしようとしたとき「どんな行動をとれば最善なのか」という事を盤面上で考えさせられるわけです。

誰かと将棋を指したとき、「絶対に負けられない」という気持ちを持って指してみるとします。時間は無制限で。
そうすると、凄いんですよ、1日があっという間に過ぎていきます。

「一体どこに指せば最善手なのか」と、集中してるんですね。

これが、時間制限有りだと全然違ってくる。
持ち時間1分以内とか、10秒以内で指さないとダメ。という条件下でやると、もうなかなか集中したくても判断が乱れる。

私生活に置き換えると、似てるじゃないですか?
時間がない時は焦りますよね。

そういった中で、常に平常心を保って冷静になりつつ、確実な手段を選択する者が勝つ世界。
将棋に限ったことじゃあないと思うんですよね。俺の場合はw

ただ、このプロ棋士たちは、将棋一筋という世界で生きている。
まさに、最善手を考え続けて人生を生きているわけだと思いますが、そんな人たちが真剣に無情の膨大なデータの塊に挑むわけです。
最初から最後まで寸分も狂わない機械に、最初から最後まで寸分も狂わないわけのない生き物が挑むんです。

そして、勝った者も居れば引き分けにした者も居るんです。

凄いことじゃないですかね。

最終局の三浦八段という棋士は、670台ほどのパソコンのデータ容量+3台ほどの詰み専門に開発されたパソコン、更にはそれらのパソコンの指揮だけをとるパソコンと勝負しているわけです。1秒間に2億5000万手も読みつつ寸分狂わない機械に、挑んだわけです。たった1人の人間相手に、このパソコン台数。

パソコン1台でも、会社を1つ増やせたり潰せたりできるほどの機能が満載のはずですが、そんなパソコンたちの一番思考能力の高いであろう部門のパソコンをこれだけ1人の脳に向かって費やしたわけです。

俺は勝ち負けの2択ではないくて、主催の人たちや見ていた人たちのように、もっと大切なものを学べた善いイベントだったと思いました。

オリンピックを見るよりも、個人としてはかなり面白かったし感動しました。
  

Posted by 味じまん 天野真充 at 20:53Comments(0)私生活日記